下記の要領で秋季講演会を開催いたします。 【日時】2023年10月15日(日)13:15〜16:00 【会場】京都府立大学下鴨キャンパス 104(A会場) 【プログラム】 ・講演I「朗読と演劇と創作 ー 1911〜1912年におけるフランツ・カフカの関心について」(山口知廣) ・講演II「 小さきものの視点から ー Mの場合、G. Tabori管見(Aus Sicht der Kleineren - der Fall von Taboris M)」(須永恆雄) 【懇親会】 会場:「うまいもんや こむ 北山本店」 住所:京都府京都市左京区下鴨前萩町5-7 ガトー北山2F Tel: 075-791-5533 https://akr0846915585.owst.jp 会費:5500円程度 今回の懇親会は、会場予約の都合上、勝手ながら、事前登録を必須とさせていただきます。ご理解のほど何卒お願い申し上げます。 ご参加いただける方は、10月8日(日)までに以下のフォームよりお申し込みください。 https://docs.google.com/forms/d/1oGmFrPRyfBrlY5TdnBVGZ7vMQ51WgndYI022jd81JrM/edit https://note.com/kankanbou_e/n/n6c96d2059974?magazine_key=m52d3f6aa9362 福岡天神にある「本のあるところajiro」にて、6月10日から7月2日まで「それはイルゼ•アイヒンガーから始まった」展が開かれます。 6月24日(土)はアイヒンガー映画上映と小林和貴子&真道杉によるトークイベントが開催されます。お近くの方は是非いらしてください。 下記の要領で春季総会・講演会を開催いたします。 【日時】2023年6月4日(日)13:15〜 【会場】明治大学リバティタワー12階 1123教室 【プログラム】 1. 総会(13:15~) 座長推挙 会長挨拶 委員会報告 その他 2. 第19回日本オーストリア文学会賞授賞式 審査経過報告 単行本部門: 該当なし 論文部門: ・Hiroaki HAYASHI: Gedächtnis und Kunstwerk. Rezeption und Erweiterung von Otto Weiningers Ich-Begriff beim jungen Hermann Broch (『ドイツ文学』163号) ・犬飼彩乃:クレメンス・J・ゼッツ『ケーフェイと文学』からみるポスト真実時代の第四の壁(『ドイツ文学』164号) 3. 講演会(14:00~16:00) ・戸嶋 匠氏 「動物としての死-『第672夜のメルヘン』解釈の対立を超えて」 ・保坂 一夫氏 「 Peter Handkeの文学について思うこと ―Spiegel-Interview vom 09. 07. 1978 (Nr.28):“Und plötzlich wird das Paar wieder denkbar“をめぐって―」 20世紀オーストリア文学を扱った研究論集『モルブス・アウストリアクス オーストリア文学をめぐる16章』(前田佳一編)が法政大学出版局より刊行されました。目次は下記の通りです。 序章:モルブス・アウストリアクスあるいはオーストリア文学の過去と未来の間(前田佳一) 第1章:「ドイツ」国民:叙事詩?──オーストリア文学史叙述における『ニーベルンゲンの歌』(山本潤) 第2章:「全的人間」による共同体の創造──ホーフマンスタール『国民の精神的空間としての書物』とディルタイの精神科学(石橋奈智) 第3章:「この時代」の文化批判──ムージルの「カカーニエン」とアウストロ・ファシズム(桂元嗣) 第4章:「この小さな国──偶然にも私の故国」──シュテファン・ツヴァイク『昨日の世界』における「故郷」としてのオーストリア(杉山有紀子) 第5章:『聖霊降臨節の牧歌』から『聖霊降臨節の旅』へ──K・H・ヴァッガールにおける第二次世界大戦中/戦後の「故郷」理念の変化(杉山有紀子) 第6章:ナチスの桂冠詩人か、言語芸術の革新者か──ヨーゼフ・ヴァインヘーバーの戦後オーストリア文学における立ち位置(日名淳裕) 第7章:敷居に立つニーベルンゲン──マックス・メルによる二部作『ニーベルンク族の災厄』(山本潤) 第8章:アイヒンガー、アイゼンライヒ、ドーデラー──不信の詩学あるいは「オーストリア的なるもの」の象徴化と神話化(前田佳一) 第9章:インゲボルク・バッハマンと戦後ウィーン(前田佳一) 第10章:「オーストリア的なるもの」の緩慢なる自殺あるいは損傷した物語──ゲアハルト・フリッチュの長編『石の上の苔』と『ファッシング』について(前田佳一) 第11章:「けっしてひとりではない」場所──ミロ・ドールにおける故郷と自伝的語り(桂元嗣) 第12章:腐食する現在、拓かれる過去──イルゼ・アイヒンガーの詩における「錆」の主題(日名淳裕) 第13章:トーマス・ベルンハルト『地上でそして地獄で』における反復される「私」──詩「顔たちの日」と「九篇の聖歌」を例として(日名淳裕) 第14章:革命とフラグメント──初期ベルンハルトの中編小説(金志成) 第15章:ローベルト・ヴァルザー『散歩』とトーマス・ベルンハルト『行く』──二つの歩行する散文の分岐点(葛西敬之) 第16章:自伝が生まれる時──メタフィクションとしてのトーマス・ベルンハルト『推敲』について(飯島雄太郎) 詳細については、法政大学出版局HPをご覧ください。 https://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-49521-2.html オーストリア作家イルゼ・アイヒンガーの文学的足跡を辿るパネル展「それはイルゼ・アイヒンガーから始まった1921-2021 語りは終末から終末へ」を開催いたします。 日本国内では、奈良県立図書館(3月)に続いて二ヶ所目の開催です。皆様のご来場をお待ち申し上げます。 詳細は下記のリンク、および添付のちらしをご覧ください。 https://www.comp.tmu.ac.jp/dokubun1/ 昨年ヨーロッパ文芸フェスティバルでプレゼンテーションされたイルゼ・アイヒンガー生誕100周年記念パネル展示が、3月1日より奈良県立図書館で公開されています。 本展示会は「それはイルゼ・アイヒンガーから始まった1921-2021 - 終末から終末に向かって語る そして現代オーストリア文学に触れる」と題され、アイヒンガーの作品のほか、広く現代オーストリア文学作品や関連図書が紹介されます。 詳細は、以下のリンク先をご覧ください:www.library.pref.nara.jp/gallery/4059 日本の 文部科学省 との提携により、 OeAD (Agentur für Bildung und Internationalisierung) では、オーストリアの大学で学ぶことを希望する学生に対し、奨学金を支給しています。この奨学金は、応募の時点で日本の大学で学んでいる、研究活動をしている、あるいは教職についている方を支給対象とするものです。募集分野は人文・社会・自然科学および美術で、音楽の実技は対象ではありません。最長12カ月の延長が1回のみ可能です。 応募書類の締め切りは2023年5月12日(必着)、選考会は2023年5月31日あるいは6月1日、東京のオーストリア大使館にて開催いたします。 詳しくはhttps://www.bmeia.gv.at/oeb-tokio/reisen-nach-oesterreich/studieren-in-oesterreich/ OeAD-Stipendien für japanische Studierende 2023 In Partnerschaft mit dem japanischen Ministerium für Bildung, Kultur, Sport, Wissenschaft und Technologie MEXT (Monbukagakusho) vergibt die österreichische Agentur für Bildung und Internationalisierung OeAD an japanischen Studierende, die in Österreich studieren möchten, Jahresstipendien. Bewerbungsfrist ist der 12. Mai 2023. Die Interviews finden am 31. Mai oder/und am 1. Juni 2023 an der Österreichischen Botschaft Tokio statt. Mehr Information: https://www.bmeia.gv.at/oeb-tokio/reisen-nach-oesterreich/studieren-in-oesterreich/ オーストリア外務省がアイヒンガー生誕100年を記念して制作したパネルの日本語版を展示し、関連ドキュメンタリー映画を上映します。この展示と映画は、希望の機関への貸出しが可能です。 2022年11月30日(水)18:00-21:00 オーストリア文化フォーラム東京 〒106-0046 東京都港区元麻布1-1-20 参加申込(必須)は下記リンク先から https://forms.gle/u64SbPRFVdR8SXaBA ※座席数に限りがあります。お申込みのあと受付確認のメールを差し上げます 展示「それはイルゼ・アイヒンガーから始まった 終末から終末に向かって語る」 制作:オーストリア外務省 キュレーション:真道杉、クリスティーネ・イヴァノビッチ 日本語訳:真道杉 映画「私の住む場所 イルゼ・アイヒンガーのための映画」 監督:クリスティーネ・ナーゲル、2014年、87分 ドイツ語、日本語字幕 貸出し希望の場合の連絡先:tokio-kf@bmeia.gv.at |